〒144-0047 東京都大田区萩中2丁目8-10 ポンテドゥーエ1F
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※電話受付は9:45~となります。



2026年1月20日
こんにちは。
大田区の歯医者【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
元気いっぱい遊ぶお子さまは、転んだりぶつけたりしてケガをすることがよくありますよね。
顔やお口の周りをぶつけて「歯が欠けた」「歯がグラグラしている」といったトラブルも少なくありません。
「乳歯だから抜けても大丈夫」と考えてしまうかもしれませんが、じつは将来の歯並びや永久歯にも影響が出ることがあります。
今回は、歯をぶつけた時の応急処置と、適切な受診のタイミングについてお伝えします。
転倒や衝突で歯が欠けたときは、まずは、お子さまの出血や全身のケガの程度を確認しましょう。
お口の中には血管が多くあるため、少しの傷でも血が多く出ることがありますが、あわてずに清潔なガーゼなどで軽く押さえて止血します。
もし欠けた歯のかけらがある場合には、お持ちください。
歯の根の周りには歯根膜とよばれる膜があります。
30分以上の乾燥は歯根膜にダメージを与えてしまいます。
歯の根の乾燥を防ぐために、歯の保存液または冷たい牛乳につけてください。
それが難しい場合は、本人の唾液に浸して、ビニールなどにくるんで乾燥を防いでください。
水道水で洗い流したり、アルコール消毒をしたりするのはやめましょう。
当院では、急患にも柔軟に対応しています。
ご来院いただく前に一度お電話にてお問い合わせください。
歯が欠けてしまった、抜けてしまった、ぶつけた歯がグラグラしている、歯ぐきが腫れている、歯の色が変わってきたといった場合は、すぐに歯科医院に受診しましょう。
乳歯の場合、乳歯の下には次に生えてくる永久歯が存在しているため、強い衝撃が加わると永久歯の発育に影響することもあります。
小さな欠けであれば修復しますが、欠けが大きい場合や神経まで達している場合には、神経の保護や神経の治療が必要です。
見た目以上に深刻なケースもありますので、ご自身で判断せずに歯科を受診しましょう。
欠けた歯やグラグラした歯をそのままにしておくと、将来の歯並びやかみ合わせに影響することもあります。
また、「少し欠けただけ」であっても、できるだけ早く歯科医院で状態を確認することが大切です。
当院では、小さなお子さまも楽しく通院していただけるように、痛みや恐怖心に配慮した治療を行っています。
お一人お一人に寄り添った診療を行いますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、京急空港線「糀谷」駅から徒歩5分と駅から近く通いやすい歯科医院です。
自転車でご来院の方は、専用の駐輪場をご利用いただけます。
2026年1月14日
フッ化物を用いたむし歯予防は、世界的に長い歴史があり、安全性と有効性が確認されています。
最初に行われた方法は、水道水中のフッ化物濃度を調整する「水道水フロリデーション」で、海外では70年以上前から実施されています。
日本ではこの方法は行われていませんが、現在ではフッ化物洗口やフッ化物配合歯磨剤など、さまざまな方法が広く用いられています。
フッ化物は、歯が生えた直後から使うことで、より高いむし歯予防効果が得られることが分かっています。
特にフッ化物洗口は、簡単に続けられる方法で、4歳頃から15歳頃まで継続することで、高いむし歯予防効果が期待できます。
フッ化物洗口を行うことで、比較的低濃度のフッ化物が歯の表面に繰り返し作用し、むし歯を防ぐ効果が期待できます。
主な働きは次の4つです。
① 歯を強くし、むし歯になりにくくします
② 生えたばかりの歯のエナメル質の成熟を助けます
③ 初期のむし歯を修復(再石灰化)し、進行を抑えます
④ むし歯菌の働きを抑えます
特に、乳歯から永久歯へと生え変わる小児期は、歯が未成熟でむし歯になりやすい時期です。
また、矯正装置の周りは歯が磨きにくく、むし歯のリスクが高くなってしまいます。
矯正を始める時期にあわせてフッ化物洗口を行いましょう。
1日1回のフッ化物洗口を続けることで、生えてきている途中の歯にフッ化物を繰り返し作用させ、高いむし歯予防効果が期待できます。
お子さんの大切な歯を守るために、年齢や成長に合わせたフッ化物洗口をおすすめしています。
毎日の歯みがきに加えて、フッ化物を上手に取り入れることで、お子さんの歯をむし歯
からしっかり守ることができます。
当院では、お子さまお一人お一人に合わせた予防方法をご提案しています。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
2025年12月10日
こんにちは。
大田区の歯医者【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
お子さまがテレビを見ているときや、勉強しているときなど、お口がポカンと開いていることはありませんか?
安静時に口唇が開いている状態を、「口唇閉鎖不全」といいます。
「口唇閉鎖不全」は、そのままにしておくとお口の機能や歯並び、全身の健康にまで影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。
全国の小児を対象とした大規模な調査によって、30.7%の子どもに「口唇閉鎖不全症」の可能性があることがわかりました。
お口がポカンと開いてしまうのには、次のような原因が考えられます。
・お口周りの筋肉が弱い
・舌を前に出すクセがある
・歯並びが悪い
・鼻づまり
・肥満
アレルギー性鼻炎などが原因で鼻の通りが悪くなると、口で呼吸をする「口呼吸」が習慣化する原因となります。
また、舌の定位置が下顎にある場合にも、口が開いたままの状態になりやすいです。
さらに、やわらかい食べものばかりを好んで食べていると、クチャクチャ食べや食べこぼしが目立つなど、お口をしっかりと閉じて食べるための筋肉が育ちにくくなります。
口が開いたままになっていると、口の中が乾燥してむし歯や歯周病のリスクが高まります。
また、お口周りの筋肉のバランスが崩れると、歯並びが悪くなる恐れもあります。
小さなお子さまの場合、「そのうち治るかも」と思われがちですが、口や舌の使い方、呼吸の仕方など日常的なクセや習慣は、成長発達の時期だからこそ早めに正していくことが重要となります。
当院では、お口ポカンを改善するために口腔筋機能療法(MFT)を通して、舌や唇の適切な動かし方をトレーニングし、口腔周囲筋の機能を整えるサポートをしています。
お子さまのお口が開いている時間が長いと感じたら、お早めにご相談ください。
「お口ポカン」は、お口だけでなく全身の健康にも関係します。
お子さまのすこやかな成長のためにも、お口をしっかりと閉じているかを、一度チェックしてみましょう。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、京急空港線「糀谷」駅から徒歩5分です。
自転車でご来院の方専用の駐輪場をご用意しています。
2025年11月27日
寒くなってきました!靴下を履いて部屋で走ると滑りやすく転んだり転倒したり歯をぶつけたり、唇を切ったりと口腔周囲の怪我に繋がりかねません。また外遊びも同じく服装がゴワゴワして来るので動きにくくなります。万が一(あっては欲しくないですが)そのような状態になりましたら、落ち着いてハンカチなどで傷口を押さえてください、また歯が抜けたか、見つからないときはそのまま探し続けるのではなく可能な限り早く歯科医院を受診しましょう。1時間以内がベストです!当院では急患対応も随時しておりますので、大切なお子様の万が一の時にもしっかり小児歯科専門医が対応させて頂きます。風邪やインフルも流行っています、美味しく食べてよく寝て免疫力もともにあげて行けたらいいですね。
2025年11月14日
こんにちは。
大田区の歯医者【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
食べものを消化して栄養を吸収するためには、「噛む(咀嚼)」と「飲み込む(嚥下)」運動をくり返し行うことが必要です。
私たちは毎日「噛む」「飲み込む」という動作をくり返し行っていますが、これらは子どものころの食習慣や生活環境の影響を受けることがあります。
ここでは、子どもの「飲み込む力」の育て方についてお話しします。
「嚥下(えんげ)」とは、食べものを飲み込み胃の中に送り込むことです。
この飲み込む動作は、舌の動きと関係があります。
舌には噛み砕いた食べものを塊(食塊)にして喉の奥へ運ぶ働きがあります。
舌の位置や動かし方が適切でなければ、食べものをうまく飲み込むことができないのです。
飲み込む機能に問題があると、
・食事に時間がかかる
・食べられるものに偏りが出る
・十分な量を食べられない
・丸呑み
といった可能性があり、体重の減少や免疫機能の低下などにつながる恐れがあります。
また、舌の位置や動かし方によっては、歯に偏った力がかかり歯並びに影響を及ぼすこともあります。
舌の理想的なポジションは、舌の先が上の前歯の裏側に軽く触れていて、舌全体が上顎に密着している状態です。
舌が適切な位置にあると、唇や頬、顎の筋肉がバランスよく働きます。
また、舌を鍛えるトレーニングを日常的に実践することも効果的です。
「あ」「い」「う」「べ」の4つの音を発声するお口の体操「あいうべ体操」は、
くり返し行うことで、唇や舌の筋肉が自然に鍛えられ、発音や飲み込む機能の発達が促されます。
当院では、お子さまのすこやかな成長のために、口腔筋機能療法(Myo Functional Therapy:MFT)に力を入れています。
MFTは、食べ物を噛み砕いて飲み込むだけでなく発音、呼吸、舌の位置、唇の状態などの改善を目的とし、さらにお口周りの筋肉バランスを整える療法です。
さらにMFTは、将来的に歯並びを悪くする原因となるお口のクセも改善できるため、矯正治療と併用することで、よりよい効果を得られます。
お子さまの食べ方や飲み込み方に気になる様子がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、京急空港線「糀谷」駅から徒歩5分です。
2025年10月15日
「ねえねえ、大久保先生、歯医者さんってみんな同じなの?」
「うーん、そう思う人も多いかもね。でも実は、“子ども専門”の歯医者さんもいるんだよ!」
小児歯科専門医は、赤ちゃんから思春期までの子どもたちを専門に診る歯医者さん。
虫歯を治すだけでなく、歯並びや噛み合わせのチェック、予防ケアなど、子どもの歯に関するあらゆることをサポートする“ヒーロー”のような存在です!
実は、とっても大変なのです!
歯科医師になったあと、大学病院などで小児歯科を専門的に学び、さらに日本小児歯科学会の専門医試験に合格しなければなりません。
日本全国に歯科医師は約10万人いますが、そのうち小児歯科専門医はわずか約2,000人(約2%)。
つまり、100人の歯医者さんの中に2人しかいない貴重な存在なのです。
「小児歯科専門医」は、お子さまの成長段階に合わせた治療やサポートができる“特別な歯医者さん”です。
安心して通っていただけるように、痛みや恐怖心への配慮も大切にしています。
当院では、院長と副院長が小児歯科専門医です。
専門的な知識と豊富な経験を活かして、成長期のお子さまの歯と笑顔をしっかりサポートしています。
お子さまの歯やお口のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
小児歯科専門医が、お子さま一人ひとりに寄り添いながら、笑顔で通える治療をサポートいたします😊
2025年10月10日
こんにちは。大田区の歯医者【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化に伴ってむし歯や歯周病にかかりやすくなります。
特に、歯周病は重症化すると赤ちゃんにも影響をおよぼすため、しっかりと予防に取り組むことが大切です。
ここでは、妊娠中の歯周病に気を付けたほうがいい理由についてお話しします。
妊娠中は、プロゲステロンやエストロゲンといった女性ホルモンの分泌が増加します。
このホルモンバランスの変化により、歯ぐきへの血流が増え、歯ぐきが腫れやすくなることがあります。
さらに、歯周病菌は女性ホルモンをエサにして増殖するため、妊娠中のお口の中は歯周病にかかりやすい状態になります。
加えて、つわりや体調の変化で歯磨きが十分にできないことが重なると、歯周病が悪化しやすくなります。
歯周病が重症化すると、血管内で炎症性サイトカインが多く作られます。
炎症性サイトカインの分泌を抑えようとして、子宮収縮作用のある「プロスタグランジン」の分泌が促進されます。
そうなると、分娩時と同じように子宮の収縮が促されて、早産や低出生体重児出産を引き起こしてしまうのです。
1996年のアメリカの研究報告では、「歯周病は早産の危険因子の一つ」という発表があり、歯周病を患っている妊婦さんの早産または低出生体重児出産に対するリスクは、歯周病を患っていない方と比べて7.5倍とされています。
低出生体重児出産は、出生後に医療的ケアが必要となったり、発育や発達に遅れが出たりと、赤ちゃんへの影響は決して少なくありません。
歯周病は、予防によって発症リスクを下げられる病気です。
妊娠前、そして妊娠中もしっかりと予防に取り組み、お口の健康を維持しましょう。
当院は、大田区の妊婦歯科健康検査の実施医療機関です。
健康なお口で出産の日を迎えられるように、お一人お一人に合わせた予防ケアをご提案しますので、まずは検診にお越しください。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、京急空港線「糀谷駅」から徒歩5分の通いやすい歯科医院です。
出産後もお子さまと一緒に楽しく通っていただけますので、ご家族皆さまでぜひご来院ください。
2025年9月12日
こんにちは。【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
「妊娠や出産で歯がボロボロになる」という話を耳にしたことはありませんか?
実際には、赤ちゃんに栄養を取られることで歯や骨が弱くなることはありません。
ただし、妊娠や出産を経ると、体にはさまざまな変化が起こります。
お口の中にも変化が現れ、むし歯や歯周病などのリスクが高まることは事実です。
ここでは、妊娠中に起こるお口の変化についてご紹介します。
歯周病とむし歯は、細菌による感染症で、重症化すると歯を失うことになる病気です。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発になります。
これらのホルモンはむし歯菌や歯周病菌のエサとなるため、お口の中で細菌が繁殖しやすくなるのです。
また、体調の変化で食事や歯磨きなども不規則になる時期は、お口の環境が悪化しないようケアをしていくことが大切です。
つわりがひどく、歯磨きが辛い時は洗口などをして、体調の良い時に丁寧に歯磨きをするようにしましょう。
さらに妊娠によって味覚が変化して、食べる物も偏ることがあります。
以前より甘いものを好むようになると、甘いものに含まれている「糖」をエサに、細菌が増殖しやすくなります。
つわりの時期に酸味の強いものをよく食べるようになると、お口の中が酸性となり歯が溶けやすい状態となるため注意が必要です。
むし歯や歯周病が悪化すると、歯を支えている組織が溶かされて歯がグラグラします。
妊娠中であっても歯科治療は可能ですが、妊娠初期や後期では、本格的な治療はできない可能性があります。
妊娠中にむし歯や歯周病にならないためにも、「予防」に取り組みましょう。
むし歯や歯周病は、適切なケアで予防することができます。
出産後は赤ちゃんのお世話などで忙しくなり、ご自身の通院を後回しにしてしまう方も少なくありません。
健康な口腔状態で出産の日を迎えるためにも、お一人お一人に合った「予防ケア」を行うことが大切です。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、大田区の妊婦歯科健康検査の実施医療機関です。
妊婦さんの不安を軽減するため、経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたしますので、どのようなお悩みでもお気軽にご相談ください。
京急空港線「糀谷駅」から徒歩5分と駅から近く、専用の駐輪場もご用意しています。
2025年9月8日
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】です。
つわりがひどくて、何も食べられないという方はいらっしゃいますか?
空腹になると吐き気を感じる方もいれば、食べると気持ちが悪くなって吐いてしまう方など、つわりの程度や症状はお一人お一人で異なります。
「赤ちゃんのためにも食べないと」と無理して食べようとする方もいらっしゃいますが、食べられるときに食べられるものを選ぶことが大切です。
つわり中は脱水症状を防ぐために、水分の多いものを選ぶのがおすすめです。
水分が多いと消化しやすくなり、胃への負担も抑えられます。
匂いや刺激で吐き気を引き起こすことがあるため、食べやすいものを選ぶようにしましょう。
つわりがひどいときでも、食べやすいとされているのが、冷たいものや酸味のあるものです。
フルーツ類は、水分が多く酸味もあるためお口の中がさっぱりして、つわりの時期でも食べられたという方が多くいらっしゃいます。
また、冷たいものは口当たりもよいので、アイスクリームやヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめです。
アイスクリームやヨーグルトを追加することで、糖質、水分、タンパク質、カルシウム、脂質等を摂ることができます。
糖を多く含むため、食べた後は歯磨きをしてください。
無理な場合は、うがいだけでも効果が期待できます。
つわり中は、胃腸への負担を軽減しながら栄養をしっかり補えるよう、消化に良い主食を選ぶことが理想的です。
けれども、炊き立てのごはんは、においが気になって食べられないという方が少なくありません。
そんな時には、冷たいうどんやそうめんがおすすめです。
冷やすことで香りが和らぎ、のどごしもよくなります。
さらに、レモンや梅干しをトッピングすると、酸味が加わってより一層食べやすくなります。
妊娠中の食事はバランスも重要ですが、無理せずに食べることが大切です。
当院では、管理栄養士・栄養士がつわり中の食事に関するアドバイスを行っています。
歯科医院としてお口のケアについてのお悩みにもお応えしますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
【きっずぽーと歯科・矯正歯科クリニック】は、京急空港線「糀谷駅」から徒歩5分の便利な立地にある歯科医院です。
出産後もお子さまと一緒に楽しく通えるよう、さまざまな工夫を凝らしています。
2025年9月5日
大阪大学の高橋克志先生らの研究グループは、先天的に歯が足りない「先天性欠如歯(無歯症・少数歯症)」の治療を目指す新しい薬を開発しました。
研究では、歯の発生に「USAG-1」というタンパク質が関わっており、これは歯の成長を抑える働きを持っています。
USAG-1を抑えることで歯の数が増えることをマウス実験で確認しました。
さらに、この仕組みを応用して薬剤を作り、先天性欠如歯のモデル動物で歯の形成が回復することが示されました。
従来の入れ歯やインプラントと違い、自分自身の歯を再生できる薬は「根本的な治療」となる可能性があります。
今後、低年齢児の先天性欠如歯に対して実際の臨床応用が期待されています。
先天的に歯が生えてこない子どもたちにとっては、これまで大人になるまで有効な治療法がなく、食事や成長に影響が出ることもありました。
歯を再生できれば、生活の質は大きく改善されます。
さらに、この薬は将来的に「第3の歯(永久歯の次の新しい歯)」を作り出す可能性もあり、高齢者のむし歯や歯の喪失への治療にも役立つと期待されています。
現在は、安全性の確認を終えて、現在はヒト用に改良した薬の開発が進んでおり、すでに第1相臨床試験の準備段階に入っています。
世界で初めての「歯を再生する薬」として、2030年ごろの実用化を目指して開発が加速しています。
Development of a new antibody drug to treat congenital tooth agenesis K Takahashi, H Kiso, E Mihara, J Takagi, Y Tokita, A Murashima-Suginami.
PMID: 39389160 DOI: 10.1016/j.job.2024.10.002
今回ご紹介した研究は、将来的に歯の再生医療につながる大きな一歩です。
これを受けて当院でも、今後の研究動向を注視しながら、地域の皆さまの「歯の健康寿命」を延ばすための取り組みを進めてまいります。
最新の情報をいち早く取り入れ、地域のお子さんやご家族に安心していただける口腔ケアを続けてまいります。