〒144-0047 東京都大田区萩中2丁目8-10 ポンテドゥーエ1F
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※電話受付は9:45~となります。
乳歯や生えたばかりの歯(幼弱永久歯)は、とてもデリケート。むし歯になりやすく、少しの穴でもすぐに悪化してしまいます。
また、乳歯がむし歯になったり根っこが炎症を起こしてしまうと、永久歯が生えてくるスペースが無くなってしまったり、後から生えてくる永久歯に影響が出たりと、その影響は計り知れません。「乳歯はいずれ抜けるからほっといても大丈夫」このような話を聞くたびにとても悲しくなります。
むし歯やお口のトラブルは症状が出てからでは残念ながら遅いことがあります、早期発見・早期治療が重要です。そのためにも小さい頃から歯医者さんに定期的に通うことが大切になります。
私たちが患者さまと一緒に問題解決に取り組み、並走しつつ全力でサポートさせて頂きます。
妊娠中は、ホルモンバランスが変わって口腔内の環境が悪化しやすくなります。さらに、つわりで歯磨きがしづらくなると、歯周病のリスクも上がってきます。
お母さまにむし歯や歯周病があると、お腹の赤ちゃんにまで影響が出ることがあります。体調が安定しましたら、口腔内のケアを行っていきましょう。
また、赤ちゃんの歯は、お腹にいるときから作られ始めています。ご自身のお口の健康維持と共に栄養バランスのよい食事も心がけましょう。
歯が生え始めたら、歯磨きもスタート。生え始めの乳歯はむし歯になりやすい状態です。
最初はガーゼや綿棒で、汚れをふきとるようにします。味覚が発達する時期なので、ジュースなど糖分の多い飲み物は避けましょう。ノンカフェインの麦茶などがおすすめです。
また、哺乳瓶にジュースを入れたまま寝てしまうことも避けてください。就寝時はむし歯から歯を守る唾液の量が減少し、「哺乳瓶う蝕」になりやすくなるため気をつけましょう。
3歳までには乳歯が生えそろいます。
おやつはお口の中に長く停滞することで、う蝕病原菌(むし歯菌)が酸を作り、歯を溶かしやすくします。
アメやガムよりも野菜スティックや果物、腹持ちの良いおにぎりなどが好ましいです。どうしても甘いものが食べたい時は、お口の中ですぐ溶けて、停滞時間が少ないアイスクリームをあげましょう。昆布や煮干し、スルメも噛む回数が増えて唾液もたくさん出るのでおすすめです。おやつは時間と量を決めて、ダラダラ食べる習慣をつけないように気をつけてください。
歯磨きは、大人の方がしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。3歳児検診で歯にトラブルがあれば、早めに歯科医院に行きましょう。
歯が生えそろい、歯並びも気になりはじめる時期です。
仕上げ磨きのときに、生えている本数や向きなどを観察してみてください。また、この頃になるとむし歯になりやすい奥歯「6歳臼歯(第一大臼歯)」が生えてきます。
歯の溝を埋める「シーラント・予防填塞」などで、むし歯を予防することもおすすめです。歯磨きのときにデンタルフロスやフッ化物配合歯磨剤(歯磨き粉)も使うと、むし歯から歯を守る効果がアップします。一生涯お世話になる6歳臼歯、頑張って磨いていきましょう。
歯磨き粉のフッ素濃度は大人用だと濃度が高すぎることがありますので、担当医にご相談ください。
6~7歳ごろから、乳歯が永久歯に生え変わり始めます。
「乳歯と永久歯がうまく生え変わらない」「乳歯が抜けずにぐらぐらして残っている」「友達と比較して生え変わりが遅い」「寝ている時の歯軋りがすごい」など、永久歯の萌出にともなう症状もよくみられる年齢です。
定期的に歯科医院でチェックすることはとても重要です。また、6歳臼歯が一部分だけ出ていないなどの萌出異常なども認められるケースがありますので、気になることがありましたら、お気軽にご来院ください。
歯の生え変わりが完了する時期です。
部活や塾も忙しくなり、歯のトラブルを放置してしまいがち。スポーツドリンクなどを多く飲むと、常にお口の中に糖分があることになるので、むし歯や歯肉炎になりやすくなってしまいます。歯科医院でブラッシング指導やPMTC(歯科医院での専門的な清掃)などを受けて、お口の中を清潔にきれいに保ちましょう。
高校生の終わり頃には、「親知らず」が生えてくるかもしれません。腫れや痛みがあれば、すぐに歯科医院にご連絡ください。その他、当院ではスポーツマウスガードも専門の歯科技工所で製作しております。
ごはんを食べると、お口の中が酸性に変わります。これは歯が溶けやすく、むし歯になりやすい状態です。長い時間ダラダラとごはんを食べたり、何回も間食をくり返すことによりリスクは上昇します。
まずは食べる時間や回数をしっかりと決めましょう。食後の歯磨きも忘れずに!
当院ではご家庭のライフスタイルの合わせた口腔衛生指導も行っておりますので、担当歯科衛生士にお気軽に何でもご相談ください。
奥歯の溝は深いので汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすい場所です。
そこを歯科用の樹脂で埋めて、むし歯を防ぐことを「シーラント処置」といいます。乳臼歯が生え揃う3歳〜、6歳ごろに生える奥歯「6歳臼歯」が出てきたら、ご相談ください。
当院では「ラバーダム防湿」という、唾液の侵入を防ぐために個々の歯にゴムのマスクを付ける処置も行っております。
ラバーダムは、薬品の誤飲防止はもちろん、唾液の干渉を受けにくいのでシーラント材などの接着力を向上することができます。安全に配慮して十二分に注意して使用していますのでご安心ください。
歯の表面にフッ素を塗ると、ミネラルが供給されて歯が強くなり、むし歯予防になります。 3〜4ヶ月に1回ほど定期的に塗ると、より効果的です。歯科医師が、お口の状態を確認してからフッ素塗布を行います。 しかしながらフッ素塗布も万能ではありません。日頃のお口のケア、歯磨きが重要となります。ご家庭ではフッ化物配合歯磨剤(歯磨き粉)をご使用ください。
※歯磨き粉のフッ素濃度は大人用だと濃度が高すぎることがありますので、担当医にご相談ください
歯科医師も歯科衛生士も、同じスタッフが担当制でご対応いたします。患者さまのお口の状態を毎回見ているので、安心しておまかせください。お口の状態に合わせて、ブラッシングのアドバイスや補助器具のご提案をいたします。
また、院内ではさまざまな種類の歯ブラシや口腔清掃用品をご案内しています。気になるものがあれば、お近くのスタッフまでご相談ください。
お口がむし歯になりやすいかどうか、「唾液検査」で調べてみませんか?
唾液はお口の中の環境を整えてくれる働きがあります。
むし歯になってしまう大きな原因は、
むし歯菌の数唾液の強さ食事の習慣
の3つがあります。
唾液検査では、このうち「むし歯菌の数」と「唾液の強さ」がわかります。
唾液が多く出るほど、口の中を早くきれいにしたり、歯の質を強くしたりと、うれしい効果が期待できます。また、唾液には殺菌作用があるので、むし歯になりにくくなるといわれています。
普通の状態では、お口の中は中性です。ごはんを食べると酸性になり、歯が溶けやすい状態になります。その酸性の状態から、早く中性に戻す力を「中和力」といいます。検査で、唾液が持つ「中和力」を測定します。
むし歯菌にはたくさんの種類があります。その中でも「ミュータンス菌」と「ラクトバチラス菌」の数を、歯垢から調べます。ミュータンス菌はむし歯のきっかけを作る菌で、ラクトバチラス菌はむし歯を進行させる菌とされています。
唾液検査の結果から、お口に合ったむし歯予防の方法をご提案いたします。唾液検査は、親子で受けていただくのがおすすめです。お口の環境を知って、親子で適した予防ケアに取り組みましょう。