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2021年11月7日
こんにちは院長の大久保です。先週くらいから急に寒くなって参りました。皆様体調はいかがでしょうか?さて当院も開業してはや8ヶ月が経ちました。ここまで来れましたのも、ひとえに皆様のお力添えの賜物だと痛感しております。至らぬ点も多々あり、職員一同改善策の模索と反省の日々を過ごしております。ここにお詫び申し上げますともに心から厚く御礼申し上げます。私が今回ここ糀谷の地に独立開業させていただきました理由の一つに小児歯科専門医として地域医療の推進に何かしらの形で貢献させていただきたいとの強い思いがあったからであります。お子様のむし歯は1970年代のいわゆる「むし歯の洪水」と言われた時代に比べて圧倒的に減少してきたと言われております。確かに私が母校の小児歯科学教室に入局し駆け出しの小児歯科医だった10数年前からみてもむし歯は減って来たなと思う事があります。しかしながら目に見えるむし歯は確かに減ってはいるのですが、視診では見つかりにくい「隠れむし歯」はまだまだたくさんあると日々実感しています。あくまで私、大久保の個人的な見解になりますが、フッ化物配合の歯磨き粉、フッ素塗布や患者様の予防歯科への関心の高さからいわゆる歯の白い部分「エナメル質」は非常に硬くなり、酸に対しても強くなり穴が開くケースは減ってきたと思います。しかしながらエナメル質の下の層に位置し神経を取り囲む象牙質という部分は構造、組織学的にエナメル質より柔らかくてむし歯が広がりやすい傾向があります。2歳のお子様の前歯の間、3歳から5歳のお子様の奥歯と奥歯の間などよく見るとエナメル質に穴は開いては無いのですが透明感がなく白い変色をしているケースやエナメル質下に黒い変色を多く見受ける事があります。このようなケースでレントゲンを撮影すると象牙質で穴が広がっている事があります。歯と歯が窮屈なところにプラークと呼ばれるベトベトな汚れ、お子様たちには「歯のウンチ」と説明しておりますが、取り残されたプラーク・う蝕病原菌が原因となり穴があいてしまいます。糸ようじ、フロスはその詰まった歯の間にとても有効です。毎日行うのはなかなか大変だと思いますので、もし毎日が難しかったら月水金など曜日を決めてもいいかもしれません。仕上げ磨きをしていて歯が部分的に白い気がするなど少しでも心配な事がありましたらお気軽にご相談いただけましたら幸いにございます。